【食レポ】ローソン「肉肉！こだわり2種のポテトサラダサンド」

2022年5月1日に放送された「坂上＆指原のつぶれない店」で紹介された、ロバート馬場さんとローソンがコラボしたサンドイッチ。

翌日の5月2日に全国のローソンで発売となった「肉肉！こだわり２種のポテトサラダサンド」を実食してみました！

商品開発の経験もあるお肉大好き筆者が、食レポ＆商品開発の裏側もちらっとご紹介します(^^)/

商品開発

商品開発の背景

ローソンがロバートの馬場さんに依頼したのは、売り上げが落ちているサンドイッチ部門の売り上げを回復できる商品。なかなかハードルが高い依頼ですね…

商品開発の条件は下記の2点です。

ロバートの馬場さんは「ローストビーフとポテトサラダのサンドイッチ」を完成させました。

商品開発の苦労

しかし、作業工程が多すぎて工場で商品化することは不可能。
56行程→20工程に減らさなければなりません。
工程が多いと言う事は、作業ラインの確保やその分お金もかかります。

さらにサンドイッチに使用していた、ぬか漬けに含まれる「酵母菌」。
発酵・腐敗を早める危険性がある為、ぬか漬けの使用が出来ない事も問題点となりました。

数々の壁に立ち向かう馬場さんですが、「本当に美味しいと思うものが出来ないのならやめてしまった方がいいのではないか…」と発言。

これを見た視聴者からは非難の声も多く上がっていました。

しかしながら、工程数や条件など事前に伝えていなかったローソン側や番組の演出が悪いのでは？と馬場さん擁護の意見も上がっていました。

筆者は著名人(料理関連ではない)とも商品コラボしたこともあるのですが、アイデアのみ出してもらって実際の商品作りは企業側と言う事がほとんどです。

今回は番組主導の商品開発である上に、料理を得意とする馬場さんなので、しっかりと開発に関わった形ですね。

賛否両論ありますが、馬場さん・ローソンが悪いというより、番組側の演出の問題のような気がします。

商品開発の打開策

工程数に関しては、馬場さんも試行錯誤しながら工程数を削減。
更に既製品を使用しながらなんとかクリア。

こだわっていたぬか漬けに関しては、ローソン担当者からの提案で、殺菌処理された「たくあん」を使用する事になりました。

さらにその後、ローストビーフが厚切りで経時変化に耐えられず硬くなってしまう事や、ローストビーフの供給が間に合わない点も問題に…。

結果、ローストビーフは薄切りにして硬さを軽減させ、半分はパストラミを使用する事で物量の問題を解決しました。

社長プレゼンを経て発売

遂に製品が完成し、最後は社長の試食が待っています。

結果は完食！
非常に美味しいと高評価でした＾＾

社長の鶴の一声で、苦労して作った製品の見直しや、販売中止などがあります。
商品開発者にとってはドキドキのプレゼントなります。

ローソン「肉肉！こだわり２種のポテトサラダサンド」食レポ

商品詳細

ローストビーフとスパイスカレー風味のポテトサラダ、パストラミビーフと塩レモン、たくあんが隠し味のポテトサラダの2種類の味が楽しめます。

肉肉！こだわり2種のポテトサラダサンド｜ローソン公式サイト

「肉肉！こだわり２種のポテトサラダサンド」実食

左：塩レモンとたくあんが隠し味のポテトサラダ×パストラミビーフ
右：スパイスカレー風味のポテトサラダ×ローストビーフ

塩レモンとたくあんが隠し味のポテトサラダ×パストラミビーフ

まず、具がたくさん詰まってます！
(中身がスカスカのサンドイッチはがっかりしますからね…)

食べてみた感想ですが、美味しいです！
塩レモンはあまり感じられませんでしたが、たくあんの食感と、黒コショウがアクセントになって、初めて食べるサンドイッチでした。

パストラミとポテトサラダの相性もばっちりです！

スパイスカレー風味のポテトサラダ×ローストビーフ

こちらも具がたっぷりです！

ポテトサラダはほんのりカレー風味で、こちらにもたくあんが入っています。
薄切りにしたローストビーフは柔らかく、ポテトサラダとの相性も抜群でした！

ボリュームもあり、美味しかったです！
しいて言えば、二つともたくあんがもう少し入っていても良かったかなと思います。

まとめ

ロバート馬場さんの開発したサンドイッチはとてもおいしかったです！
少々値段は高いですが、具もたくさん入っており、その価値はあると思います。

さらに、商品開発の舞台裏が垣間見れたかと思います。
私たちが常日頃口にしている商品は、多くの人の苦労が詰まっていると思うと、少し特別に思えますね。